2025/10/17 12:14

こんにちは
10月12日に岐阜県飛騨市で開催された「薬草フェス」に行ってきました。

全国から薬草やハーブに関わる生産者・研究者・愛好家が集まるこのイベントは、まさに“薬草の文化祭”のような場所でした。

どんな人がいて、どんな商品があり、どんな想いで動いているのか——
よもぎを軸に活動している私にとっては、たくさんの学びと刺激が詰まった1日になりました。

会場の様子:人と熱気にあふれた空間

会場に着いた瞬間、その人の多さと熱気にびっくり。
地元の方はもちろん、県外からの来場者や家族連れも多く、子どもたちが手作りのハーブボール作りに夢中になっていました。

出店ブースには、薬草茶、ハーブティー、自然素材のスキンケア、精油、リラクゼーション体験などがずらり。
どこもかしこもハーブティーの飲が行われていて、お腹がチャポチャポになるほど(笑)

“薬草”と一言で言っても、その世界は本当に奥深い。
香り、味、デザイン、どれも作り手の個性と土地の文化が光っていました。

印象に残った講演:「耕作放棄地をハーブ園に」

午後の講演テーマは「耕作放棄地をハーブ園に変えた取り組み」。
この話を聞くために、私はこの日を選びました。

講師の方は、地域の人と一緒に使われなくなった畑を整備し、ハーブを植えて製品化。
それを地域産業として育てている方でした。

この話に、心が大きく動かされました。
なぜなら、私自身も同じように、長野県で耕作放棄地を再生しながら「よもぎのある暮らし」を広げようとしているからです。

弊社の構想「YOMOGI PARK」

今、私が進めているのが「YOMOGI PARK」構想です。
それは、よもぎ畑と古民家をリノベーションした工場、
そしてカフェや体験スペースを融合させた“よもぎのテーマパーク”のような場所。

飛騨で伺った奈良県明日香村の話は、この構想に現実味を与えてくれました。
ハーブ園を地域の産業として育てていく姿は、私の目指す“よもぎによる地域再生”そのもの。
「きっと、できる」と確信できた瞬間でした。

よもぎ事業者としての気づきと学び

薬草フェスに参加して感じたのは、薬草産業の可能性がまだまだ広いということ。
どのブースも、それぞれの方法で“薬草の魅力”を伝えていました。

私自身も、「もっとよもぎの魅力をどう伝えるか?」を考え直すきっかけになりました。

たとえば——
・パッケージで“香りの物語”を伝える
・飲むだけでなく“暮らしに寄り添う形”を提案する
・農から体験まで“一貫した世界観”で伝える

そんなヒントが、フェスのあちこちに転がっていました。
今後の商品開発の参考にさせてもらっています!

「薬草には力がある」——改めて感じたこと

会場を歩きながら何度も感じたのは、
「薬草には、人を元気にする力がある」ということ。

それは飲む人だけでなく、作る人や土地にも働く“再生の力”。
よもぎもその一つとして、もっと多くの人に届けたいと改めて思いました。

まとめ:地域と薬草の未来へ

飛騨の薬草フェスは、ただのイベントではありませんでした。
そこには——
・地域を元気にしたい人
・薬草文化を守りたい人
・自然と共に生きたい人
そんな想いが溶け合っていました。

私にとっても、「YOMOGI PARK」を本格的に形にしていく勇気をもらえた一日。
薬草の力で、人も地域も元気になれる——そんな未来をこれから創っていきたいと思います。

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